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何時に見ればよい?
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21時過ぎから明け方までの間に観察するのがよいでしょう。

■詳しい解説

流星がいつごろ多く見えるかには、流星群自体の活動の活発さ、放射点の高度、月の明るさが関係しています。(詳しくは「流星がいちばん多く見えるのはいつか」をご覧ください。)

今年(2012年)のペルセウス座流星群の極大は、8月12日の21時頃だと予想されています。そのため、8月12日から13日にかけての夜は、多くの流星が出現しそうです。 (ただし、流星群の極大日時は確実には予想できませんので、あまり予想だけにとらわれず、なるべく長い時間、そして長い期間観察を続けると、それだけ流星を見る機会が増えることになります。 )

放射点の高度ですが、ペルセウス座流星群の場合、21時頃より前には、放射点がまだ地平線に近い低い位置にあるため、あまり多くの流星の出現は望めません。21時を過ぎた頃から、放射点の高度が徐々に上がっていき、流星の出現が活発になっていきます。放射点の高度が最も高くなるのは明け方です。

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(C)2012 NAOJ.