データの整理と考察を加えた最終結果を公開しました。たいへん多くの方にご参加いただいたことに感謝いたします。(2018年2月16日)
皆既食の色を観察してみんなで報告しよう
まん丸い月が突然欠け始め、やがて赤黒く輝く。そして再び光が射し月は丸い姿に戻っていく。一夜のうちにこのような変化を見ることができる、とても興味深い現象が「皆既月食」です。
2018年1月31日の夜にこの皆既月食が起こります。今回はたいへん条件がよく、日本全国で始まりから終わりまでを見ることができます。さほど夜遅くない、多くの方にとって見やすい時刻に起こりますので、ぜひご覧になってみてください。
2018年1月31日の皆既月食について
皆既食ばかりでなく部分食の始めから終わりまでを、日本全国で見ることができます。皆既食の継続時間は1時間17分です。
部分食の始め | 20時48.1分 |
皆既食の始め | 21時51.4分 |
食の最大 | 22時29.8分 |
皆既食の終わり | 23時08.3分 |
部分食の終わり | 24時11.5分(2月1日 0時11.5分) |
今回の月食についての詳しい情報や月食の起こる仕組みについての説明などは、解説ページ「皆既月食(2018年1月31日)」をご覧ください。
キャンペーンに参加しよう
国立天文台では、多くの皆さんにこの皆既月食を見ていただこうと、「皆既月食を観察しよう 2018」キャンペーンをおこないます。
このキャンペーンでは、特に月の「色」に注目しています。月食ごとに変わる皆既食中の月の色を観察して、観察結果を専用フォームから報告してください。
観察結果報告後のアンケートにお答えくださった方の中から抽選で10名様に、「国立天文台オリジナルグッズ」をプレゼントします。詳しくは「プレゼントについて」をご覧ください。