国立天文台
ハートレイ彗星の観察結果
観察結果
〜観察期間毎の集計〜

 観察期間ごとの観察結果をグラフにしました。なお「天候が悪い」は除いて集計しました。

【観察期間】
見えた/見えたかな?/見えなかったの各割合
【10月14日夜〜21日夜】
 58.6%/13.2%/28.3%
【10月22日夜〜31日夜】
 38.2%/12.7%/49.1%
【11月1日夜〜14日夜】
 59.0%/14.7%/26.3%

 今回は、約一カ月間と期間が長かったため、キャンペーンページでは3つの期間に分けて、観察を案内致しました。
 10月14日夜〜21日夜と、11月1日夜〜14日の夜の期間では、ほぼ同じ結果が得られ、全体のおよそ60%の方が「見えた」と報告されました。
 一方で10月22日夜〜31日夜の期間では「見えた」方の割合が減少し、およそ40%となっています。この期間では、月明かりの影響を受け観察条件が良くなく、その影響が考えられますが、さらに悪天候の影響もあったのかもしれません。
 期間毎の見え方の違いから、ハートレイ彗星の明るさの変化を推測できるかもしれないと思っておりましたが、今回は彗星の明るさを推測できるような結果は得られませんでした。

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