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10/14夜-10/21夜の見え方
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条件良く観察するためのもう一つの条件は、月明かりの影響を受けないことです。彗星は、ぼんやりと広がっているため、月明かりで夜空が照らされると、大変見づらくなってしまうからです。
この期間の10月14日〜16日は、22時から真夜中の0時頃に月が沈みます。その時間帯より後では、月明かりの影響を受けずに観察できます。
その後、10月17日以降の時間帯では、月の沈む時刻が少しずつ遅くなり、明け方に近い時間帯となっていきます。このため、月明かりをさけて観察するには、明け方近くの短い時間帯だけとなってしまいます。

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