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ハートレイ彗星の発見

ハートレイ彗星(103P/Hartley)(注1)は、1986年3月15日にハートレイさん(Malcolm Hartley)によって発見された彗星です。明るさは17〜18等と大変暗いものでした。この時、彗星はすでに太陽からも地球からも遠ざかっているところでした。
その後の観測から、この彗星は太陽のまわりを約6年かけて回っている短周期彗星であることがわかりました。ハートレイさんが単独で発見したものとしては、二個目の短周期彗星であることから、当時は「ハートレイ第二彗星」と呼ばれました(注2)。

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