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彗星とは
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ガスや塵を放出する天体と説明しましたが、いつも放出しているわけではありません。彗星が太陽にある程度近づいたときに、核の中にある氷が溶け出してガスとなり、吹き出るのです。この時、ガスといっしょに塵も吹き出てきます。核から吹き出たガスやダストは、核の周りを覆い、ぼんやりとした「コマ」を形成します。私たちはそのコマを見ているので、ぼうっとした姿として見えるのです。
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