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流星の数は?

4等星まで見えるような一般的な空で見るとき、流星が最も多く見えると予想される日時(13日明け方の、空が明るくなる前)に観察できる流星の数は、1時間に12〜15個程度と予想されます。
見える流星の数は、観察する場所の空の状態(明るさ)で変わってきます。2等星までしか見えないような市街地では、1時間に3〜5個程度です。一方、6等星が見えるような条件の良いきれいな空では、1時間に50個以上の流星を見るチャンスがあります。
21時から真夜中頃までに見られる流星数は、その夜の中で最も多く流星が見られる時刻と比較すると、およそ3分の1から半分程度となります。しかし、極大前後の8月12日や13日ならば、それなりに多くの流星数を見ることができると考えられます。
極大の日時から離れるほど、見ることのできる流星の数は少なくなります。しかし、頑張って観察を続ければ、それだけ流星を見られる可能性は大きくなりますので、あきらめずに観察をしてみてください。

※ 以上の予測は、過去数年間の観測結果をもとに推測したものです。これよりも多く流れたり、逆に少なかったりする可能性もあります。あらかじめご了承ください。

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